語学学校ですと言われ通いだしたオランダ語学校。 ところが そこは 移民同化政策で荒れる欧州オランダの移民学校。クラスは紛争や天災から逃れてきた難民、世界各国のイスラム教徒、東欧の労働者、博士過程をおえた研究者たちが入り混じり、肝心の語学は教えてもらえず、てんやわんや。とほほの体験談とかき集めた情報が役立つことを祈って・・。リンクは、どの投稿からでもご自由にどうぞ。
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2008年6月2日月曜日
オランダ語授業の短所と長所 その3
(畳じゃなくて砂利の上でお食事中のキッズ)
2月からはじめた初級コース、最初は生徒2人で ラッキー♪
ところが4月にはいってから生徒が増えだして最高15人に達しました。いちどきに まとめて クラスに合流してくれるのであれば よいのですが バラバラと 2,3人づつで 増えていきます。 そのたびに 先生が 新しい生徒のバックグラウンドを聞くことになります。「名前は?」「何年ぐらいオランダに住んでいるのか?」「どこに住んでいるのか?」「PCを使えるか?」「PCを自宅に所有しているか?」などなど・・・・場合によっては 生徒同士で お互いに簡単な自己紹介をします。1週間に先生が3人いるので、先生ごとに毎回この繰り返しです。あげくのはてにPCの利用方法や、時間割など細々とした連絡事項の申し渡しが授業中に行われます。先生が一人ならともかく これだけ まとまると結構な時間ロスです。ただでさえ所定の時間より少ない時間でカリキュラムをこなしているのに・・・・・トホホ
そのうえ 事情に通じている常駐スタッフが不在のため、授業中でも 生徒が何か聞きにきたり、臨時の先生がどこに物を置いているのか聞きにきたりで授業が中断されることが多いこと・・・・・・・・先生は困った顔をしながらも授業をおいて対応せざるをえないことも多くて、クラス一同 皆で顔を見合わせている次第です。
新しくジョインした生徒さんたちは ほぼ全員、10年以上 なかには20年もオランダに住んでいる人で もうペラペラ(に聞こえます・・私には)。なんで今更授業を受けなければならないのか といいたい人ばかりです。
自分よりちょっとレベルが上の人であれば 引っ張ってもらえるので 有難いのですが 勉強をはじめて 半年強と 10年選手じゃ 力の差は歴然で、ちょっと芽生えた自信も粉々、クラスの中で一挙に「出来ない子チャン」に転落です。おまけに授業時間が短いから 先生も焦って弾丸のように オランダ語を しゃべるので もう大変・・・・