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2007年10月28日日曜日

あおむけに寝た姿勢で乗る自転車


昨日で夏時間は終了。時計を1時間ずらせたので日本との時差は8時間になる。
オランダの冬の朝は9:00頃ようやく明るくなってくる。起きるのがつらくなってくるのだ・・・

写真はFood 4 youのイベントのとき 変形自転車の貸し出しをおこなっていたもの。

Recumbent bicycleといい、あおむけに寝た姿勢で乗る自転車のこと。

Recumbent bicycle(和名:リカンベント自転車 蘭名:De Ligfiets)はWageningen でよく見かける。同好会もあるようだ。はじめてみたとき、身障者用かしら?などと思っていたら、全然違って 空気抵抗が少なくて どうもすごいスピードがでるものらしい。

でも自動車からは死角にはいってしまい危険なので、禁止されている国もあるらしい。

今度 大人の写真をとったら またアップします。

Recumbent bicycle - Wikipedia, the free encyclopedia

リカンベント - Wikipedia

参考サイト)

The Recumbent and Human Powered Vehicle Information Center

第8回 「リカンベント自転車」の巻 - ECO JAPAN〈エコジャパン〉 - nikkei BPnet 環

ネットTVでTAOがオランダTVに出演した様子を見る




(前項から続く)

演奏が終了したあとホールで、CD販売やサインのサービスをするメンバーたち。私が客席からでてくるより素早かった彼ら、汗を拭く暇もなかったのでは?

ちょっとミーハーだけど、他に日本人もいなかったので、勇気をだして写真撮影を頼んでみました。「いいですよー」とちょっと照れながらポーズをとってくれたメンバーの一人。すごく気さくで可愛らしい人。小柄なのに舞台ではすごく大きく見えました。
サイトのメンバー表で確認したところ、多分、鹿児島出身ですとおっしゃっていたので 西 亜里沙さん。もうひとりは佐藤 和哉さんかな? イケメンですね。

TAO:和太鼓エンターテイメント(メンバー表)

TAO公式サイトでも紹介されているけれど、大分前に、たまたま家でTVをみてたら、オランダの番組「DE WERELD DRAAIT DOOR」で和太鼓にチャレンジするレポータFrankの姿が。お掃除までしながら一生懸命チャレンジする姿は健気で、涙(笑い)を誘う。それにしてもモミアゲFrank氏とっても日本語が上手で驚き。どこで習ったんだろう。なかなか筋がいいとお褒めの声までいただいて・・

TVには西 亜里沙さんも出演。
ネットでみれまーす!オランダのTV局っていいわー。
以下のサイトから<Drummen in Japan>画面上の矢印クリックしてみて。
De wereld draait door

番組内のDe jakhalzenという枠。
Tao in Dutch TV

TAOは11月4、5日
'Koninklijk Theater Carre:AMSTERDAMという由緒ある劇場でも公演。
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2007年10月25日木曜日

和太鼓集団TAOに満場総立ち

(Wageningen 堤防の上からの街並み)


昨日24日(水曜日)九州に拠点をおく、和太鼓集団TAOの演奏会がワーゲニンゲンであった。
夕食後、自転車に乗って劇場へ(気楽でいいわー)
日本にいたとき、外国人の友人から別の太鼓集団『鼓童』に誘われたものの売り切れで残念。 いい機会だから行ってみようと思いながら、忘れていて、夕方、地方新聞に「今夜!」と書かれて あったので 慌ててかけつけた次第。

「こんな地方都市で会場ちゃんとうまるのかな?」なんて思いは全くの杞憂。ほぼ満席。 なんでも台湾では2日間で1万5千人を動員する知名度だそう。

パフォーマンスは期待以上で大満足。行ってよかった。

曲目の間には周囲のオランダ人から吐息、どよめき、「すげー!すげー!」と賛辞の声が聞こえてくる。 舞台に魅せられているのが 手に取るように感じられた。
そういえばロッテルダムに住んでいる外国の友人が、やっぱり1ヶ月ほど前TAOを見たみたいで、その夜 興奮してメールしてきたもんなぁ・・・

演奏者は皆若くて溌剌。
武道家のように体がびしーっと引き締まっている。そりゃ、そうだ。あれだけのエネルギーを注ぐには
半端な体力・気力ではやっていけないだろう。

演奏後は満場総立ち。

オランダは九州ほどの小さな国なのに、2ヶ月間に25回(途中ベルギーをはさんで)ほどもの演奏会数。
TAO:和太鼓エンターテイメント (公演日程)

すごいもんだなー

TAO:和太鼓エンターテイメント (公式サイト)

(事項ネットTVでTAOがオランダTVに出演した様子を見る に続く)

2007年10月21日日曜日

ハーグーデルフト間の移動はトラムで



ハーグ(Den Haag)からデルフトまでの移動はトラムを利用。早いし、田園景色がより間近に見えて観光気分満喫。



View Larger Map

2007年10月14日日曜日

オランダのTV局でHadaka Matsuri



(写真は ”裸”の木・・・ポリポリ)

さっきオランダのTV局でHadaka Matsuri を紹介していた。
以下のサイトで写真をみれる。TVはすごーい迫力だった。 神男さん大変・・
尾張の由緒正しい行事のようです。詳しくは下記で。

KRO-Holy Shit - afl. 4 - Japan
上記サイトのトップページ右上にあるAflevering 4 - 14 oktober bekijk video をクリックすれば、オランダのTVで放映されたものと同じものがネット上でも見れる。
稲沢市国府宮の儺追神事(はだか祭)

尾張大國霊神社(國府宮)

KRO-Holy Shit -(過去ビデオ)
浅草熊手祭りのビデオも




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2007年10月11日木曜日

ムック ”かわいい”の宝箱、アムステルダムへ  


2007/9/20 に阪急コミュニケーションズ からアムステルダムのムックがでているようだ。
早速 取り寄せ中。



(以下の写真はアムステルダムの運河、週末はボートだらけ)

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映画「オランダ商事会社のコーヒー競売」



(真っ赤な実が夕日に映えて、眩しいほど)

(この項、前回から続く)


1976年に制作されたマックス・ハーフェラールの映画は1981年に
Best European Filmを受賞。ニューヨークタイムズのレビューでは、オスカーの外国部門にもノミネートされたことがあるもよう。
Max Havelaar - Movie - Review - New York Times

本より手軽そうだから見てみたいけど、DVDもなさそうだし、どこで見れるのかしらん?

日本で意外なところで、マックス・ハーフェラールの名前を目にするチャンスがあるのは公正取引(フェアトレード)の現場。
ラベル認証機関はマックス・ハーフェラールの名前を冠するところまだ多し。
Max Havelaar, keurmerk voor eerlijke handel, fair trade label.

(次に続く)




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「アンクルトム」と肩を並べる文学作品



(森の中に転がっていた松ぼっくり)


「オランダの良心」と呼ばれる内部告発本 の日本語版は2003年めこん出版からでている。

日本では、あまり有名でない(と思う)けど、国際的には、アンクル・トムの小屋 - Wikipedia と比肩される文学作品だそうだ。 ちなみにアンクルトムは南北戦争の勃発に影響を及ぼしたといわれている。
19世紀のオランダ領東インドでは強制栽培が当然のこととして行われおり、元来の居住者たちへの殺戮、強奪は当たり前。
オランダ人でさえ良識ある人はむごいと思ったのだろう。でも、声をあげて庇えば自分も国家反逆罪に問われてしまう。
しかし、作者はムルタトゥーリ(本名ダウエス・デッケル)のペンネームを使って、勇敢にも出版。センセーショナルな内容で社会的影響は莫大だった。

映画も作成されている。
また、現代の日本では、意外なところでマックス・ハーフェラールの影響を目にできる(次の記事に続く)

抜粋ページを下のアマゾンリンクから閲覧できる。

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2007年10月9日火曜日

「オランダの良心」と呼ばれる内部告発本


(写真は サイクリングの途中でみつけた花)

オランダ近代文学を代表し、19世紀国際社会に物議をかもした作品、マックス・ハーフェラール―
(原題 Max Havelaar または the Coffee Auctions of the Dutch Trading Company)という本があるらしい。

東インドの植民地で17年間暮らした著者(Doues Dekker)が、植民地の過酷な搾取の実態を暴いた、いわば内部告発本。
潤うオランダ国家の裏で、虐げられ、血に染まるローカルの人々がいることを、作者が文字通り命をかけて出版した問題作。
この本がきっかけで、オランダの植民地政策が見直されることになったらしい。
オランダがNGOなどを通じ世界各地でかなりアクティブに活動している源?
日本語版もでているようなので、明日紹介します。

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子供たちに人気のミニSL



(ワーゲニンゲン、Food4you )

会場と会場を結ぶシャトル汽車
葉っぱだけを見れば、街はもう11月下旬(実際は10月初旬)の景色
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2007年10月8日月曜日

オランダ海事研究所(通称マリン)



ワーゲニンゲンはフードバレーだけでなく、国内に5箇所あるThe Large Technological Institutes (GTIs)のひとつである、オランダ海事研究所(通称マリン)がある。
The Large Technological Institutes (GTIs) - The Royal Netherlands Embassy - Washington DC

海事工学、船舶造船技術、海洋構造物技術 などなどの分野で 最先端の研究が進められているそうな。
MARIN internet (英語)
2007年4月に、マリン設立75周年記念の国際シンポジウムが開催されていた模様で、上はたまたま 通りかかったときに 撮影したもの。
会場前で日本人の関係者らしき方々もみかけました。

MARIN internet - Symposium 'Future Waves' のページから"corporate jubilee film."というのをクリックして欲しい。
巨大な水槽(いやプールというべきか)で波をたたせて実験する様子が・・・・なんとこの施設が近く一般公開されるそう。(次の記事に続く)



 
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2007年10月6日土曜日

おしょうゆ 頑張れオランダで。


(写真は Wageningen 市章、ヨーロッパっぽいデザインです。中央のシンボルは 馬車のホイールと 聞いたことがあるような)

ネットで新聞の記事が目にとびこんできた。
キッコーマンがオランダに研究所、欧州市場向け商品開発 (読売)

以下追加 10/7 別の媒体記事

FujiSankei Business i. 総合/キッコーマン、オランダに研究所 


上記記事内のWageningenワーヘニンゲンはワーゲニンゲンとも綴る。どちらで表記するかは微妙・・・・

Wageningen - Wikipedia, the free encyclopedia

私 おしょうゆ 大好きです! 

これをきっかけに和食文化も市民権を得ることができればいいのになぁ・・・ キッコーマンさん頑張って♪

そういえば オランダ: オランダ大使館発行の雑誌 「welkom」 
「406年の歴史と絆」の項にも *醤油の歴史 が載っていた。

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2007年10月4日木曜日

日本じゃ新聞の一面飾る出来事じゃない?



(写真はGelderland州のとある無人駅)
(・・・この項昨日から続く)洒落にならないオランダ電車事情

ようやく電車に乗り込んで一安心。バスとの接続がうまくいけばいいんだけど・・・
いったん逃すと、夜間は半時間くらい待たなければならないこともあるので、すぐ飛び乗れるように、最後尾から降りようとドアで待っていたら、ガタンと駅の手前で止まりました。
「信号待ち?」
結構長いなぁ・・・と他の乗客と顔を見合わせていたら、ようやく動き出しました。でも、そのまま電車はぐんぐん速度をあげて次の駅に向かっている!? 数十秒間、何が起こったのか理解できず、 皆ポッカーン。我ながら間抜けな面だったと思います。
つまり運転手が停車位置を間違えて、後ろ側に大幅にずれ込んで停車したため、私たちの車両はプラットホームの外。で、外にでることができなかったという・・・・一体車掌は何をしていたのでしょうか?
我に返った私たち乗客、「怒りました」だって、次の駅までは15分くらいかかる上、深夜なので最終バスを逃すとタクシー代5,6千円はかかります。
「こんにゃろ、文句いってやる」と車掌をつかまえるため、電車の中を最後尾から先頭車両まで探すものの、どこにも見当たりません。
次の駅で降りて駅員をつかまえて詰め寄ると「私に言われても困る。自分が運転してたわけじゃないんで」と他人事のように肩をすくめます。
「あのねー、そんな言い方はないんじゃないですか?」と私のパートナーが更に詰め寄ると、その車掌「うるさい!」と捨て台詞を残して、足早に立ち去っていきました。
「・・・・・・」
ただでさえ、乗り継ぎの電車が不通になって、テンヤワンヤの挙句、数時間も遅延しているというのに・・・・
がっかりしたのが、電車の中で、あれほど怒っていた若い血の気の多そうな男性二人、まったく加勢してくれることもなく、駅員を見つめているだけ・・・・一緒にクレームつけてくれると思ったのに。「どうして、君たちそんなにおとなしいの?」と歯がゆい気持ち。
でも、あとから聞いたら、あまりにもこんなことが頻繁に起こるので、クレームつけても無駄と大方の人が無気力になっているのだそう。
知人にこの話をしたら、「僕の場合は、駅に止まるのを忘れた電車が急停車して、後ろにバックしてたよ」とのことでした。
電車で移動するときは、時間に余裕をもって計画たててください。
とりわけ空港に行くときなどは、お気をつけて。
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2007年10月3日水曜日

洒落にならないオランダ電車事情



(写真はオランダ国鉄NSの車両、特急は2階建てなんです!)


割引乗車パスの話題のあとに書くのもなんですが、オランダ国鉄どうしちゃったの?という話題。

ひと昔まえ、オランダの電車は遅れないことで有名だったそうだけど、最近とーんでもございません。
乗れば、ほぼ何かあるといっても言い過ぎではないです。
(とりわけ冬場・・・駅員さん寒くて頭がボヤッとしているのでしょうか?)

ここまでひどいと怒りを通り越して、笑えてきます。


今年、春先のこと、どこかへ出かけた帰り、乗り継ぎ電車が不通になったため、番線変更のアナウンスがはいりました。

そのため 乗客はぞろぞろ該当プラットホームへ大移動。 ところが「間違いました、○○番線へまわってください」とアナウンス。で、仕方なくまたゾロゾロ、時間がないから皆小走りです。なんとなく一同顔を見合わせていたら、なんと、またまたアナウンスがはいって一番最初のプラットホームへ戻れと! 懲りないことに、このあと、さらにもう1回アナウンスがはいり、計4回も行ったりきたりをさせられたのです! プンプン。

そのたびに30人前後の人々が右往左往。中にはコントラバス(大型楽器)を抱えているおじちゃんや、足の弱ったおばあちゃん(もう半泣き)、車椅子の人などなどもいてプチ修羅場。また言葉がわからない外国人はそのたびに周囲の人に確認しなければならずパニックってるし、オランダ人でさえ、場内放送の音が割れてしまって全然聞き取れないってな調子。
最初は「またか」と怒っていた私でしたが、この群れに混じって移動しているうちに、笑いがこらえなくなってきました。吉本新喜劇のエキストラ気分・・・・

ところが、これで終りません。ようやく電車に乗り込んだものの、まだこのあと、ぶっ飛びサプライズが待ち受けていたのでした。

(次の記事に続く・・・・)日本じゃ新聞の一面飾る出来事じゃない?

2007年10月1日月曜日

風車がオランダ史料に登場して600年

(写真は レーネン:Rhenen)


今年2007年は「風車の年」です。
どうしてかというと、風車がオランダ史料の文献に登場して今年がちょうど600年目にあたるから。

風車はそもそも中央アジアのアフガンあたりが発祥で、スペインなどを経由してオランダにもたらされたもよう。他国では粉引き用として利用されていたものが、オランダで水をくみだすポンプとして使われだしました。そして言わずもがな今では発電にも!

Jaar van de Molens 2007 (英語:2007年風車年) 

オランダ留学通信◆エコツアー・ドット・ジェイピー 

(詳しくはこのページで! 私が書いたものです)

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