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2012年11月2日金曜日

移民学校の収支決算

わーい、これで自由だ!

学校との契約が終わり、授業に行かなくてすむようになり、本当にせいせいしている。夏休みがあけてから、先生をはじめクラスメイトのメンバー構成も「あれ?」と思うほど顔ぶれがかわって、雰囲気ががらっと違ってしまった。試験に受かっていないクラスメイトたちはどこに消えてしまったのだろう。

それにしても、あまりにも無駄に時間拘束が長かったので「私の貴重な時間を返して」というのが正直な気持ちである。

来年からは補助金がカットされ、自己負担、自習なので、多くの人がすごく不安を抱えていると思うけど、変な学校に放り込まれるくらいなら、独学のほうがよっぽど効果があがるし、混乱もなく、時間やエネルギーの無駄がないと思うので「かえってよかったかもよ」と、今からの人にはエールをおくりたい。

それに情報が錯綜していた最初に比べると、比較にならないほど落ち着いてきているし、教材も洗練され、オンライン講座なども登場し、勉強の環境は整ってきている。だから、それほど心配することはないと思う。(と願う!)

補助金といえば不思議なのは、秋からずいぶん新顔メンバーが増えた。
全員補助金受領組。駆け込み組みなのか? 自治体によって方針が違うのか。なんといっても補助金でなりたっている学校を存続させるには生徒が必要だからかな?

いやーいいネタをたくさんありがとう、続編ありよ。

移民学校は語学学習の場としては、最低最悪だったが、社会勉強の場としてはこれほど、多くのことを学べた場はなかった。自分のせまい世界観に反省しきり、目を覚まされる毎日であった。

もともと異文化コミュニケーション、文化人類学、マルチカルチュラル・スタディーズ、民族移動とかにとっても興味があったので、知らないうちにフィールド調査をしてたようなもんだ。いや、ほんと、これがあったから続いたようなもんで。

つくづく思うのは書籍などで知りえる理解と、実際に起こっていることは、ギャップがあるなーということ。
                                        
今もたいがい辛口といわれるのだが、実態はまだまだこんなもんでは、ござんせん・・・オランダ人でさえタマゲル事件のオンパレードで、渦中にあったときはどうしても書けなかったこと、今なら笑い話としてかけるだろう。

めったにできない経験の数々、うもれさせてしまうには惜しいと思うので、これからチャプター2として、アップするので、おつきあい下ればうれしい。なるべくニュートラルな目線で書きたいが、力不足なときはご容赦を。

あくまでも一個人の体験談で、これが普遍性のあることなのかはまだまだ未知数。しかし今後も移民問題、異文化衝突、ますます注目をあびるようになることだけは確かである。オランダに限らず、フランスや、北欧、ドイツ、アメリカ、カナダ、オーストラリア・・・そのうち日本でだってどうなるかわかったもんではない。

ブログをやってよかったのは、頭と心が整理できること。

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