PCで目を酷使し、自分の目ながらとっても可愛そう。「老眼だよ」との野次も周囲から聞こえる。
とりわけオランダにきてからガクンと目が悪くなった。
ある日、やはりオランダ人と国際結婚した日本人としゃべっていたときのこと。当時、彼女はまだ20代だったけど、やっぱりすごい勢いで視力が落ちたという。目がかすむんだと。彼女の分析によると、「部屋が異常に暗いから」。
暗いよー |
西洋人の家は暗いんだわ。はじめは「ろうそくの光って雰囲気があっていいわー、ロマンチック」と単純に受け入れていたものの読書ができない。
明るくしようと電気をつけると、パートナーが「目がちかちかして、気分が悪くなる」といって、照明を落としてしまう。青やグリーンの目だと、光を通しすぎてまぶしいようだ。
日本人の黒い目は、色素の薄い白人の目に比べて光の透過率がきっと低いんだろうなぁ。
留学生の女の子も「うちの研究室の同僚も同じこと言ってますよー。電気つけるとまぶしい!」って。「こんな暗いとこで仕事できないよ。目が疲れるー」と彼女も思ったそうだ。
ところで、視力は快復できるそうです。水晶体は機能のひとつでしかなくて、目をコントロールしているのは脳だから・・・・・白内障も治った人がいるんだとか。
アレクサンダーテクニーク
視覚システムを習慣的に非能率的に使うという原因によって, 視力に問題が起こり, 感情が不安定になり, 身体機能が損なわれます。 例えば,もし私が習慣的にわたしの角膜を緊張させるとしたら, その結果として視力に問題が起こり(たぶん乱視), それにともなって対人関係の困難と,肩が緊張します。アレクサンダーテクニークとは平たく言えば、西洋の整体。
でも奥が深くて哲学のよう。私も十分理解しているとはいえないので、詳しくはリンクをみてほしい。リンク先の学校は、体の快復のために、日本で私が通ったところ。つくづく自分の体のこと何にも知らなかったんだと思った。とても興味深いレッスンで、ポールマッカートニーやビクトリアベッカム、スティングもアレクサンダーテクニークを学んだそうだ。