語学学校ですと言われ通いだしたオランダ語学校。 ところが そこは 移民同化政策で荒れる欧州オランダの移民学校。クラスは紛争や天災から逃れてきた難民、世界各国のイスラム教徒、東欧の労働者、博士過程をおえた研究者たちが入り混じり、肝心の語学は教えてもらえず、てんやわんや。とほほの体験談とかき集めた情報が役立つことを祈って・・。リンクは、どの投稿からでもご自由にどうぞ。
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2008年5月17日土曜日
オランダ語授業の短所と長所 その1
(親子か、友人同士のものか? 自転車が3台 かっちり仲良くつながれて・・・ユトレヒトで)
ROCオランダ語授業の短所と長所。
昼の授業(初級者コース)も、夜の授業(初心者コース)も先生の人繰りがつかないのか、1冊の本を日替わりで別々の先生が教えてくれるため、実は生徒たちは大混乱しています。先生ごとに、文法担当、リスニング担当、会話担当とか分かれていて体系的に教えていただけるならともかく、前日に終ったところから、当日の先生が授業をはじめるため、教え方のスタイルも先生によって違うし、先生同士の連絡も万全とはいえず、このやり方にはかなり無理があります。
どうしてもぶつ切りになってしまうし、大切な情報がボロボロ抜け落ちているようです。
先生同士、重要な文法事項は、当然誰かが教えていると思っているみたいなんですけど、実は誰もそれには触れていなかったなんてことはしょっちゅうです。配布されるプリントも、同じものが何枚もきたり・・・ということは 逆に 配布されるべきものが きっと 配られていないということもあるはずです。で、そのたびに先生自身が混乱してしまって、要領の悪い先生は そのまま コピーにいってしまったり、手渡すべき配布物を探しにいったきりずっともどってこなかったり・・・・トホホ
たったの5ヶ月の間に、お目にかかった先生は 代理の先生やアシスタントも含めて 12人以上。
それぞれの先生が宿題を大量にだしてくれるのですが、問題集にそって課題をこなすというわけではなく、思いつきのようにプリントがばらばらと配られるし フォローアップが万全ではないため、生徒たちはストレスを感じています。
昼の授業(初級者コース)と、夜の授業(初心者コース)を同時並行して受講しているのは私だけなので、当然 量も多く 混乱するのは やむをえないと、あきらめていたものの、昼コースしか受講していない生徒も 夜コースしか受講していない生徒も (両者の接点は全くありません)、先生に「混乱するばかりだ。これはひどすぎる」と訴えているのを目撃しました。
また授業は 初心者も 容赦なく すべてオランダ語で進められます。
細かい文法事項の説明は、 過去完了動詞、現在完了動詞とか・・・ そのあたりのオランダ語がうろ覚えのため 頭の中ですぐに情報処理ができず、苦労します。ある程度のレベルに達してから オランダ語に切り替えてくれるなら ともかく、大変なスパルタ式です。
(続きます・・・・)