このブログを検索

2012年1月12日木曜日

すべては運しだい? 天国と地獄の差がある学校

クリスマス休暇中に、前の学校で一緒だった級友の家に、パートナーともども おじゃました。彼はイランから国外逃亡し、国連から正式に認定された難民である。
奥さんはタイ人で、おいしいタイ料理をふるまってくれた。ごちそうさまー

彼らとは、数年ぶりの再会で つもる話もたくさん。
で、やっぱり 一緒に通った前の学校の話にもなったんだけど、「一生のうちで あれほど無駄な時間はなかった」「バカらしくって やってらんなんかった」「学校とよべる代物ではなかった」と、彼は さんざんの酷評。(同感ですー)

「なんで、俺のように学校をかえてもらわなかったんだ」
と 彼は言うけど、私が住んでいる自治体では選択の余地なしだったのである。
彼の住んでいる自治体は 私のところに比較すれば 移民の数もそれほど多くないので、幸運にも手厚いケアをうけれたんだと思う。 

担当者が手配してくれた別の学校は、国内屈指のレベルをほこる語学教育機関。
私もあまりにも待機期間が長かったので、自腹をきって通おうかと思ったんだけど、家から遠いうえ(片道2時間)に、授業料が高すぎて(3ヶ月程度で数十万円だった)、ちょっと簡単には通えない。おまけに人気が高くてキャンセル待ちであったので却下。

魚介類と野菜がたっぷりだった。
タイ料理大好き!
彼はそこで 週4回、毎日6時間の密度で みっちり1年、特訓を受けたんだと。宿題もたくさんでるので、家に帰ってからもずっと勉強し続けていたようだ。奥さんいわく「彼は、いつ見ても勉強してたよ」

先生はプロ中のプロ。教え方のうまさはダントツで、生徒のモチベーションも高く、しんどいながらも メキメキ上達していくので、ものすごく充実していたと 彼は言う。

彼は、ここの学校に行った以外にも、オランダ入国前にPCで授業を受けていたそうだし、学校が始まるまでの待機期間に別の自治体の学校(うちと同じ系列ながら、そこの先生は最高にすばらしかったそうで、ものすごく楽しかったそうだ)にも数ヶ月通っていたようだ。

ドーナツとアイスの組み合わせ。
熱と冷 絶妙


彼は今、上記オランダ語学校を卒業してから、大学でPCを専攻しているんだ。オランダ人の中に 外国人一人で コンピューターのテクニカル用語と格闘しているんだって。
(混乱するので、今年から英語コースに変えてもらうといってたけど)

そんな彼でも いまだにオランダ語の習得に苦労しているという・・・まこと語学の勉強には終わりがないわー

で、しみじみ自分をふりかえってみると そんなに勉強してないなー・・・・ というか、そんなに時間もとれないわ

学校そのものの 拘束時間は長いんだけどねー。


こちらも あわせて 読めば 事情が もっとわかります


関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

►をクリック、投稿が一覧表示されます