ちょっと、趣向をかえて、本を紹介。色んな角度からオランダを眺めるのだ。
さあ、今からオランダに出発というとき、たまたま空港で手にした本。
「蘭学事始」 もちろん、日本人なら一度は耳にしたことのある書名、でも古文書なんてハードル高いし、と思っていたら、これは現代語訳(それもチョー カジュアルな口語体)。江戸時代には写本でしか普及していなかったのだが、福沢諭吉が発見し、初めて広く世に普及版がでたのだとか。諭吉は、この本を読んで、感動して涙を流したといわれる。解体新書の翻訳はまさに「プロジェクトX 江戸時代版」
玄白さんや、良沢さんがえらく身近に感じられます。軽いノリの本ながら、充分、先人の偉大さを感じることができます!