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2007年9月14日金曜日

オランダにまつわる本 「蘭学事始」

ちょっと、趣向をかえて、本を紹介。色んな角度からオランダを眺めるのだ。
  
さあ、今からオランダに出発というとき、たまたま空港で手にした本。

「蘭学事始」 もちろん、日本人なら一度は耳にしたことのある書名、でも古文書なんてハードル高いし、と思っていたら、これは現代語訳(それもチョー カジュアルな口語体)。江戸時代には写本でしか普及していなかったのだが、福沢諭吉が発見し、初めて広く世に普及版がでたのだとか。諭吉は、この本を読んで、感動して涙を流したといわれる。解体新書の翻訳はまさに「プロジェクトX 江戸時代版」

玄白さんや、良沢さんがえらく身近に感じられます。軽いノリの本ながら、充分、先人の偉大さを感じることができます!



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