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2012年7月20日金曜日

西洋人と東洋人、かけ離れた世界観がカルチャーギャップをうむ

海外で暮らして肌で感じるちょっとした違和感。
星の数ほど出版されている比較文化論の本を読んでも「じゃあ なんで そんな違いがでてくるの?」といったことは、あまり書かれていない。

以下のビデオはヒントをくれる。2009年に放送されたもの。
海外に住む人はもちろん、これから留学や渡航する人、ビジネスでアメリカ人やヨーロッパ人とお付き合いのある人、知っておいて損はない。西洋人と東洋人の世界観は、かなりかけ離れていて、同じものをみていても、見え方が違うのだ。ここ盲点!


となれば、当然、言語体系にも影響がでる。
バイリンガルが、日本語を話すときと、英語を話すときとでは、性格までかわったようになるのは、こんなとこにも理由があるのかもしれない。
また東洋人の世界観で、関係性を重視しながら言葉をつみあげると、情報が多すぎて、何をいっているのかわからなくなる。冷酷なまでにバサバサとデータをそぎ取っていくくらいでちょうどいい。

古代ギリシア思想(西洋人に影響を与えている概念)
  • 宇宙は空っぽ。
  • 空間と物は独立して存在する。
  • 物自体が行動をコントロール。
  • 関連性を重視しない。
  • 対象物をひとつひとつ分けて考える。
  • 分析は西洋人にとって本能のように働く。
  • 絵をみせると、中心にある物体にだけ注目


古代中国思想(東洋人に 影響を与えている概念)
  • 宇宙は 気(エネルギー)で 満たされている。
  • 物は周囲と密接に関連している。
  • 「行動」は周りの影響。
  • 絵をみせると、東洋人は背景にも注目し、中心にある物体との関係をみる。

実は、この番組のネタ本がある。常々 このブログで紹介したいと思っていた書籍なので、日を改めて紹介する。


世界まる見え!東洋人と西洋人の違い



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