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2012年2月20日月曜日

オランダ政治家の移民嫌悪PRビデオが怖い(政敵の労働党首コーヘン氏、政界引退)

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ウィルダー氏(Geert Wilder)の2010年選挙キャンペーンCMをさきほどTVでみた。
こんな過激なものがTVで流れていたなんて・・・・
このビデオで 「イスラム好き」とウィルダーに揶揄された政治家が本日、政界引退表明をした。

その政治家とは ヨプ・コーヘン(Job Cohen)、労働党(ろうどうとう、Partij van de Arbeid、略称:PvdA)党首で、2004年にテオ・ファン・ゴッホが殺害されたとき、アムステルダム市長だった人。事件が起こり、国内でイスラム系への敵意と緊張が高まりつつあったときに、市民に呼びかけて、ダム広場で感動的な鎮魂のイベントを開催し、人々の心をわしづかみにした。

ダム広場で開催された鎮魂のイベントでスピーチをするヨプ・コーヘン(Job Cohen)2004年

次期首相かと期待も高まったのだが、あまりにも紳士的でソフトな人柄のため、近頃の過激に口汚くののしる新世代の政治家に対抗できず、あれよあれよと 票を失ってしまった。

この事件により国内に緊張が走る中、コーヘンは一人ムスリム共同体との融和を説き緊張緩和を演出したことから、翌年タイム誌にて「ヨーロッパの英雄」とのタイトルと共にコーヘンを賞賛する記事を掲載した[4]
by wiki 
 うわー、こんなビデオつくっちゃうんですなー・・・ウィルダー氏の選挙キャンペーンビデオ。
コーヘン氏は1分41秒くらいに登場。


飛行機が着陸する映像ではじまるビデオは、毎日、続々と大量の移民がやってきて、国民の平穏な生活を脅かすと訴える。

ビデオでの字幕から大雑把に訳すとこんな具合。(もし間違いあったらご容赦を)

  • 生活保護受給者の40%が外国人
  • モロッコ人の犯罪率はオランダ人の5倍も高い
  • 60%のトルコ人は「オランダ人女性が自由と権利を必要以上に享受している」と考えている
  • オランダに住むモスリム系の半分が「9/11事件を理解できる」と思っている・・・

語学学校のはずだった学校が、実は移民学校だったのは大きな食い違いで、どこか人を見下したような先生がチラホラいるのは、心の奥底で、学校に来てるやつらは税金を食い物にする、愚かな移民と思っているからではないだろうか。フルタイムで働いていない外人はすべて生活保護受給者と思っているのじゃないだろうか。

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