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2008年6月19日木曜日

ヒディングとファン・バステン監督 因縁めいてる?



(スケベニンゲンの浜辺でフットボールとじゃれる若者)

欧州選手権 (ユーロカップ:EK2008)でベスト8に進んだオランダ、土曜日が準々決勝。その対戦相手は昨日、スウェーデンに勝ったロシア。今年は勢いがよく優勝候補にあがってるオランダながら、ちょっと調子がいいと、すーぐいい気になり 勝つ前からもう勝ったような気になって 相手に隙をつかれてしまうのがウェークポイントなんだそう。

なんといってもロシアチームの怖いところは 監督のグース・ヒディング。韓国チーム、豪州チームと続き短期間の間にロシアをこれだけの大舞台まで引っ張り上げた名監督です。彼の名声は世界にとどろき、いまや世界中のチームがヒディング氏にラブコール。そのヒディング監督はオランダ人だから無論のことオランダサッカーの隅々まで知り尽くしているんです。

一方オランダチームを率いるのは マルコ・ファン・バステン監督。彼は、オランダが 1988年、第8回ユーロカップで優勝したときに、スーパーシュートをはなち(なんでもサッカー史に残る名シュートだったんですと)優勝の立役者となった人物。そのときの相手はソ連でした。

なんだか因縁めいた試合になりそうです。

先週の対フランス戦はカフェの大スクリーンで観戦。いい勝ち方をしたので 盛り上がったのなんの。ゴールがきまるごとに椅子から飛び上がって、一緒に大喚声をあげて、楽しかったー。ストレス発散!

キーワード検索で、「ユーロカップのインターネット中継」 に関連する単語をいれて ブログに来てくれる人が多いです。
もういちど いいます! オランダ語ながら ネットでライブがみれま~す。 詳しくは以下をクリックしてくださいね。
EURO2008 を ネットの実況中継でみる

2008年6月5日木曜日

血圧測定のためだけに改めて予約をとるなんて



なるべくお世話になりたくないオランダの医者だけれど、どうしても我慢ができなくなって 診察を受けることを決心。こちらはハウスアーツという家庭医にまず見てもらって、それから専門の病院にいく仕組みです。事前に登録しておくべきなのですが、評判のいいお医者さんはいっぱいで枠がないと断られます。新参者が登録できるのは、開業したばかりの医者か、評判が悪いため患者が離れていって閑な医者しかありません。

でも命に関わることなので 語学学校で仕入れた情報と パートナーが仕入れた情報に頼って これはと思うお医者さんに診察してもらえるように 電話をかけました。 ところが断られました。 長い話になるので 今日は省略させていただきますが 粘った末に ようよう とある医者で診療を受けれることに こぎつけました。

医者は話を聞いてくれるのはよいのですが カルテを記入することもなく 舌や眼のチェックをすることもなく 聴診器はもちろん使わず 「大丈夫でしょう」 といいます。「一体 何を根拠に? あなたはサイキックか占い師ですか?」

血圧だけでも測ってもらいたかったので 申し出ると 「係りがとても忙しいので 予約をいれるから来週 また来てください」といわれました。
「たった2分ですむことでは?」とお願いしても 「不可能です」の一点張り。 

周囲を見渡しても 誤診や手遅れ、たらいまわし、診察拒否の憂き目にあった例は数知れず・・・・制度疲労たるゆえんか。

江戸時代にシーボルトから医学を学んだ伝統のせいでしょうか 日本からみると オランダ医療が進んでいるようなイメージがありますが とんでもない。

あ~語りだせばキリがないです、この件は。

ですから ちょっと余裕のあるオランダ人は ドイツやベルギーまで 脱出して 治療を受けに行くのですよ。地獄の沙汰も金次第という言葉が浮かびます。
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2008年6月2日月曜日

オランダ奇抜建築をネットTVでみる

オランダの斬新な建築は有名で、わざわざ海外からアーキテクチャーをみにやってくる人も多いと聞きます。そんなモダンな建築郡を紹介するTV番組がありました。インターネットでアーカイブがみれます! 

Player omroep.nl


写真はロッテルダムの海運業などを学べる専門学校の学舎ですが、番組中に登場します。またウォーターフロント開発サイトにあった、クレーン作業用の巨大な廃材鉄骨からビルをつくってしまった女性アーキテクトはなかなかすごい。「海辺にあって眺めもいいのでガラス張りにしちゃったわ・・・・」 いや~ すごい 発想。なかなか楽しいです♪  どんなものか気になったら番組をごらんください。

オランダ語授業の短所と長所 その3


(畳じゃなくて砂利の上でお食事中のキッズ)

2月からはじめた初級コース、最初は生徒2人で ラッキー♪ 

ところが4月にはいってから生徒が増えだして最高15人に達しました。いちどきに まとめて クラスに合流してくれるのであれば よいのですが バラバラと 2,3人づつで 増えていきます。 そのたびに 先生が 新しい生徒のバックグラウンドを聞くことになります。「名前は?」「何年ぐらいオランダに住んでいるのか?」「どこに住んでいるのか?」「PCを使えるか?」「PCを自宅に所有しているか?」などなど・・・・場合によっては 生徒同士で お互いに簡単な自己紹介をします。1週間に先生が3人いるので、先生ごとに毎回この繰り返しです。あげくのはてにPCの利用方法や、時間割など細々とした連絡事項の申し渡しが授業中に行われます。先生が一人ならともかく これだけ まとまると結構な時間ロスです。ただでさえ所定の時間より少ない時間でカリキュラムをこなしているのに・・・・・トホホ

そのうえ 事情に通じている常駐スタッフが不在のため、授業中でも 生徒が何か聞きにきたり、臨時の先生がどこに物を置いているのか聞きにきたりで授業が中断されることが多いこと・・・・・・・・先生は困った顔をしながらも授業をおいて対応せざるをえないことも多くて、クラス一同 皆で顔を見合わせている次第です。

新しくジョインした生徒さんたちは ほぼ全員、10年以上 なかには20年もオランダに住んでいる人で もうペラペラ(に聞こえます・・私には)。なんで今更授業を受けなければならないのか といいたい人ばかりです。

自分よりちょっとレベルが上の人であれば 引っ張ってもらえるので 有難いのですが 勉強をはじめて 半年強と 10年選手じゃ 力の差は歴然で、ちょっと芽生えた自信も粉々、クラスの中で一挙に「出来ない子チャン」に転落です。おまけに授業時間が短いから 先生も焦って弾丸のように オランダ語を しゃべるので もう大変・・・・
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