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2012年3月28日水曜日

英単語が覚えられない「ディスレクシア」という学習障害

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学校入学時に、知能テストのようなものを受けた。
鏡文字のようなものを分類したり、2桁、3桁の簡単な計算問題があったかのように記憶している。誰に聞いたか覚えてないけど、(多分、州の教育委員会のコーディネータが言ってたような)これって、ディスレクシアのチェックらしい。(記憶違いだったらゴメン)

ディスレクシア (Dyslexia)って聞いたことある?
失読症、難読症 といわれることもある「読み書きが困難」な人たちのことで、欧米では10人に一人といわれるほど多いんだそうだ。だから認知度も高い。有名人にもディスレクシアの人はけっこう多くて、トム・クルーズやオーランド・ブルーム、スウェーデンのグスタフ国王、バージングループのリチャード·ブランソンなどなど数え上げればキリがない。


図は、読み書きのみの学習困難(ディスレキシア)への対応策より(文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センター科学技術動向月報2004年12月号)

日本では認知度が低いため、気づかずにいて留学かなんかで海外にでて、はじめて自分がそうだったと知るケースもあるという。

そんな因子も、移民に対する言語教育をますます難航させているんだろうねぇ。
目に見えないむつかしさが色々横たわっています。


英単語が全く覚えられない~学習障害LD  あすなろオンライン
 ドクターれいこの「思春期・こころとからだの相談室」
「識字障害」とは、字や文を読んだり覚えたりするのが極端に苦手である、ということです。その頻度は欧米では10-15%であるのに対し、わが国(中国も)では1%くらいとされています。それはなぜでしょう?

リチャード·ブランソン(Richard Branson)の記事
A famous Dyslexic that founded the Virgin Group

ディスレクシアについて語った名著。以下、アマゾン書評より。


養老孟司ーー毎日新聞「日曜書評欄」より
一般人向けに書かれたものなので、脳に関するさしたる予備知識はいらない。言語系の教育に携わる先生たち、学ぶ生徒、さらに読書が苦手な人はいうまでもなく、多くの人に読んでもらいたい書物の一つである。そうすれば、安易に小学校で英語教育を、などといわなくなるだろうと、私は思っている
山形浩生ーー『ビジネス スタンダード ニュース』
大プッシュ・・これはすごい本。
読む、という行為は、単純な情報獲得手段じゃない。この能力を身につけるために、人間の脳自体が変化する。そしてその能力が新しい視点や深い思考の獲得を可能にすることで、ぼくたちの文化をも形成する。それを脳科学や児童心理学、歴史学、教育学など多岐の分野を縦横に使って説明した驚異的な本だ。

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