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2012年10月16日火曜日

悪趣味のターゲットはエスニックマイノリティ

知れば知るほどウェンディには幻滅。でもオランダでは露出度も高く、芸能人のかかわる大きなイベントでプレゼンターをつとめたり、アクティブに活動している芸能人。

まだの人こちらから⇒日本人の発音」をギャグにしたオランダ映画

日本人もどきキャラのウシが大成功をおさめ評判だったもので、顔がわれてしまってだます相手がみつからない。そこで今度は別の変装を考えついた。

ターゲットはやっぱり立場の弱いエスニック人種。
選ばれたのはカリブのアンティル系でキャラはDushiという。

オランダ人のアンティル系やスリナム系の人に対する一般的なイメージはとろい、怠け者。もちろんこれはステレオタイプで、成功している人もたくさんいるけど根強いイメージはなかなか崩れない。いずれの国もオランダの元植民地。容姿は黒人やインド系の人が多い。

肉スーツをきて、変身。以下のリンクをクリック、写真にびっくり! 
http://www.themakeupgallery.info/racial/afro/dushi.htm
下の写真はすべて同一人物Wendy van Dijkが演じる。むかって左からDushi、普段の本人、Ushi


http://www.themakeupgallery.info/racial/afro/dushi.htm

以下は動画。
Dushi サイキックをだます。実は2回目なのにマンマとだまされる。
同じ人、Ushiにだまされる

Dushiが評判をよぶという記事もあったが、以下の記事ではアンティル系の議員さんが不快感をあらわにしている。太っていて、醜く、怠け者で、変なアクセントでしゃべるといった歪んだイメージでアンティル系を描写していて不愉快だと怒る。「抗議はしません、TVを見ないだけ」とあるけど、Ushiに比べてあんまり見かけないのは、やっぱり色々と物議をかもしたからじゃ?
長文の書き込みも大変不愉快と抗議の文書。
http://www.rnw.nl/nl/caribiana/article/typetje-dushi-beledigend-voor-antillianen

Ushi & Loesie というお下品なアムステルダムっ子も最近のネタ。
エスニックを強調すると やばいので このあたりでオランダ人もネタにして、人種差別でありませんよと伏線をはりだしたのだろう。

いずれにしろ彼女の役づくりは、キャラを醜悪なものとし描き出すこと。で、最後に「気味悪がらなくて大丈夫、私はブロンドの美女です、まともですからー」とまとめるのがコメディではなく、悪趣味な低俗番組にしてしまっている。

またアンテナをはってみたところ、日本は「変態文化」の大御所なようだ。知らぬは自分たちだけ・・・・そういえば、つながってくるところが いっぱいあるわ。面とむかって言う失礼な人にはそうそう出くわさないけど、日本を「とっても気持ち悪いもの」としてとらえている人がいるのは薄々感じていた。

そしてUshiは変態な質問を繰り返し、イメージを塗り重ねていく。

その1 ジョークそれとも人種差別?「ミツコ つり上がった目で見た世界」
その2 日本人女性をネタにしたエスニックジョーク 
その3 日本人の発音」をギャグにしたオランダ映画
その4 日本を揶揄する番組、ハンガリーで「中止」となった経緯

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