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2012年6月1日金曜日

ユーロ2012観戦、人種差別のためアジア人は命がけ

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数年前からうちのパートナー(オランダ人)が、サッカー観戦での「フーリガンの暴力行為」と「レイシズム-人種差別」はすごいと よく口にしていた。

6月9日から始まるEUROカップ2012(UEFA欧州選手権2012)は、 ポーランドとウクライナが共同開催する。

で、問題になっているのが有色人種やユダヤ系への人種差別。オランダのニュースでもアジア人が襲われている映像を流していたので気になっていたところ、こんなニュースをみつけた。

BBCのニュース 3分ほどの番組
ヒットラー万歳の掛け声に、顔がひきつるレポーター



以下はニュースの元となったBBC特番パノラマ(Racism in Euro 2012 Football-Poland & Ukraine)30分近い番組。Euro 2012: Stadiums of Hate

8分くらいから、モンキーサウンドといって黒人プレイヤーがでてくると、ウッホウッホと揶揄する群衆。ハイル・ヒットラーのような反ユダヤ軍団も怖いよ。

26分くらいからインド人学生が襲われる映像が・・・警察はまったく助けるどころか無視。上述したとおり、この部分はオランダでも問題視してニュースで流していた。


かのフランス代表、ジダンが頭突きしたのも 差別発言にカッとなってと言われているし・・・

【サッカー】元イングランド代表のキャンベル、ユーロ2012での人種差別的行為に警鐘「現地で観戦しないほうがいい

ちょっと前には、ウクライナのチモシェンコ前首相が拷問を受けているとして、ドイツとオランダが大会そのものをボイコットする話もでていた。あれからどうなったのか、この話は尻すぼみ。

パートナーの話では、開催式に招待されている欧州の多くの政治家トップが、参加拒否を表明しているそうである。

また差別ではないものの、ボラれる話もきく。
昨日、パートナーが職場の研修生から聞いた話によると・・・
エージェントに観戦ツアーを申し込んでいたところ、架空のクーポンで、ホテルも観戦チケットも存在しないとか・・・そのうえ、500ユーロの追加請求がきて、大揉めしているそうだ。裁判するとかいってるそうだけど・・・

多くの日本人は、フーリガンの暴力・破壊行為や欧州の差別問題にナイーブかと思うので、観戦する場合は、くれぐれもお気をつけて。

イギリスやオランダでも、安全の保証はできないので、なるべく団体行動をするよう呼びかけているそうだ。杞憂に終わればそれでOK。注意して損はなし。






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