昨夜、突風吹き荒れる嵐の中を学校に行ってきました。自転車で15分。真っ暗で、寒くて(9月頭なのに10度)、雨が降っていたけど 風が強くて傘なんかさせない。
授業は10分程度の休憩をはさんで、3時間ぶっつづけ。
学校は8月から始まっているけど、私は9月から参加したので、昨夜が2回目の授業。
時間がもったいないので特に自己紹介もなし(ほっ、先生によっては 毎回 自己紹介をやるもんで、何しにいってるんだか。出身国、結婚してるかどうか、年齢は、子供は?なんでなのか日本以上に結婚しているか、子供がいるかにこだわるので、びっくり。延々続くと あーあ、うっとうしい)
生徒は20人弱。座るところもないくらいだったんだけど、そのうち5人ほどは別カリキュラムということで、しばらくしてから別室に移動していった。
もともと多かった中国人だけど、以前以上に中国人が増えたなーという印象。
アジア系女性4人(うち一人はタイ)他ヨーロッパ系女性2人。男性陣はルワンダ、フィリピン、英国、その他、アフリカ系、ヨーロッパ系の男性。
日本に帰国する直前に通った学校なので、先生は顔なじみ。30歳くらいの女性で、テキパキしていて、テンポがいいし、明るい。何よりうれしいのは、その柔軟性。皆がとまどっているのを感じると、英語にすばやく切り替えてそのつど意味を確認していってくれる。
今まで出会った先生たちは、どんなことがあっても頑としてオランダ語しか使わないので、初心者は途中でついていけなくなってしまって、結局最後までちんぷんかんぷんということも多々あり。クラス全員、オタオタしていたことが何度あったことか。一言、二言、キーワードさえわかっていたら、ピンとくるのにね。交通標識と一緒。
ということでストレスフリーで和やかに、授業が進む。先生は頻繁に軽口たたくタイプ。みんなに突っ込まれ返され、顔を赤くしながら答えていたりして、かわいらしい。
「あーよかった。この先生なら、ついていける」 と思ったら、授業が終わったあと、「ごめん。私、勘違いしてたみたい。あなたはこのクラスでないのよ」「は?」
私が通う オランダ語移民教室では、inburgering と NT2 コースがあって、私はNT2に振り分けられいるのだそう。分類は先生の権限が及ぶところではなく、市役所の担当者が決めることなんだと。それは私もわかっていて、2年前、学校をはじめるときにその旨かかれた書類を提出していたのだ。
inburgering(kns)は、オランダパスポートがほしい人むけで、やたら事細かなオランダ事情に精通していなければならない。語学のレベルは低く、巷では低学歴の人向けといわれているけど、なかなかどうして、てごわい。ネイティブのオランダ人が受けて、落ちた話を何度も聞く代物。
NT2は、純粋に語学。
「inburgeringで聞かれるようなことは別に知らなくても生きていけるし。言葉ができれば調べればいいだけのことでしょ?だから、NT2に焦点をしぼったほうが後々絶対お得」とは、まっとうな感覚の人たちの台詞。私も同感です。
混乱の原因は、あまりにもケースバイケースで、自分にはどのパターンが適用されるのか、まったくわからないこと。オリエンテーションが皆無なのだ。
ちなみにInburgeringには4つの方法があるそうです。以下ご参照。
外国人は3年以内にオランダ市民化の義務 by ポートフォリオ 2011/06/17
とはいえ、情報提供に関してだけは、今は大混乱の時期を経て、落ち着いてきたような印象があるような気がするんだけど。現実はこれから、乞うご期待。
授業は10分程度の休憩をはさんで、3時間ぶっつづけ。
学校は8月から始まっているけど、私は9月から参加したので、昨夜が2回目の授業。
時間がもったいないので特に自己紹介もなし(ほっ、先生によっては 毎回 自己紹介をやるもんで、何しにいってるんだか。出身国、結婚してるかどうか、年齢は、子供は?なんでなのか日本以上に結婚しているか、子供がいるかにこだわるので、びっくり。延々続くと あーあ、うっとうしい)
生徒は20人弱。座るところもないくらいだったんだけど、そのうち5人ほどは別カリキュラムということで、しばらくしてから別室に移動していった。
もともと多かった中国人だけど、以前以上に中国人が増えたなーという印象。
アジア系女性4人(うち一人はタイ)他ヨーロッパ系女性2人。男性陣はルワンダ、フィリピン、英国、その他、アフリカ系、ヨーロッパ系の男性。
日本に帰国する直前に通った学校なので、先生は顔なじみ。30歳くらいの女性で、テキパキしていて、テンポがいいし、明るい。何よりうれしいのは、その柔軟性。皆がとまどっているのを感じると、英語にすばやく切り替えてそのつど意味を確認していってくれる。
今まで出会った先生たちは、どんなことがあっても頑としてオランダ語しか使わないので、初心者は途中でついていけなくなってしまって、結局最後までちんぷんかんぷんということも多々あり。クラス全員、オタオタしていたことが何度あったことか。一言、二言、キーワードさえわかっていたら、ピンとくるのにね。交通標識と一緒。
ということでストレスフリーで和やかに、授業が進む。先生は頻繁に軽口たたくタイプ。みんなに突っ込まれ返され、顔を赤くしながら答えていたりして、かわいらしい。
「あーよかった。この先生なら、ついていける」 と思ったら、授業が終わったあと、「ごめん。私、勘違いしてたみたい。あなたはこのクラスでないのよ」「は?」
私が通う オランダ語移民教室では、inburgering と NT2 コースがあって、私はNT2に振り分けられいるのだそう。分類は先生の権限が及ぶところではなく、市役所の担当者が決めることなんだと。それは私もわかっていて、2年前、学校をはじめるときにその旨かかれた書類を提出していたのだ。
inburgering(kns)は、オランダパスポートがほしい人むけで、やたら事細かなオランダ事情に精通していなければならない。語学のレベルは低く、巷では低学歴の人向けといわれているけど、なかなかどうして、てごわい。ネイティブのオランダ人が受けて、落ちた話を何度も聞く代物。
NT2は、純粋に語学。
「inburgeringで聞かれるようなことは別に知らなくても生きていけるし。言葉ができれば調べればいいだけのことでしょ?だから、NT2に焦点をしぼったほうが後々絶対お得」とは、まっとうな感覚の人たちの台詞。私も同感です。
混乱の原因は、あまりにもケースバイケースで、自分にはどのパターンが適用されるのか、まったくわからないこと。オリエンテーションが皆無なのだ。
ちなみにInburgeringには4つの方法があるそうです。以下ご参照。
オランダ市民化(Inburgering)義務 by ポートフォリオ 2009/07/26
今はさすがに意味がわかっているけれど、inburgeringやNT2といったような関係者だけが知る用語の定義や背景をわかっていないと、話がそもそも前に進まない。期間、費用、授業のレベル、テストの内容、いつテストを受けられるのか、誰に聞いても知らなくて「人それぞれだから。人によっては2ヶ月で卒業する人もいるし、10年かかる人もいる。だから貴方のことはわからない(そういう問題じゃないだろ!)」ってな答えが返ってくるだけだった最初のころは、振り回されて、へろへろだった。
学校は市役所の役割と思っているのか、市役所は、学校の役割範囲と思っているのか・・・オランダにありがちな 面倒くさそうなこと、手間がかかることは「誰かがやるでしょ。なんで私がすすんで汚れ役をひきうけなきゃならないんですか」といった態度が、顕著に出ている気がする。
先生や担当者から情報を得ようとしたら、必ず「インターネットにでているはず。自分で調べて」と言われるけれど、これまた、無責任発言。オランダ語でぎっしり書かれた文字情報だけのサイトから、読み取れといわれても。そのうえ頻繁に政策が変わるため、どの情報が最新で正確なのかも定かではなく、本当にトホホだった。
バルケネン首相がやめてから超右派の政権になってしまい、外国人にとって事態はますます厳しくなってきた。
今はさすがに意味がわかっているけれど、inburgeringやNT2といったような関係者だけが知る用語の定義や背景をわかっていないと、話がそもそも前に進まない。期間、費用、授業のレベル、テストの内容、いつテストを受けられるのか、誰に聞いても知らなくて「人それぞれだから。人によっては2ヶ月で卒業する人もいるし、10年かかる人もいる。だから貴方のことはわからない(そういう問題じゃないだろ!)」ってな答えが返ってくるだけだった最初のころは、振り回されて、へろへろだった。
学校は市役所の役割と思っているのか、市役所は、学校の役割範囲と思っているのか・・・オランダにありがちな 面倒くさそうなこと、手間がかかることは「誰かがやるでしょ。なんで私がすすんで汚れ役をひきうけなきゃならないんですか」といった態度が、顕著に出ている気がする。
先生や担当者から情報を得ようとしたら、必ず「インターネットにでているはず。自分で調べて」と言われるけれど、これまた、無責任発言。オランダ語でぎっしり書かれた文字情報だけのサイトから、読み取れといわれても。そのうえ頻繁に政策が変わるため、どの情報が最新で正確なのかも定かではなく、本当にトホホだった。
バルケネン首相がやめてから超右派の政権になってしまい、外国人にとって事態はますます厳しくなってきた。
外国人は3年以内にオランダ市民化の義務 by ポートフォリオ 2011/06/17
とはいえ、情報提供に関してだけは、今は大混乱の時期を経て、落ち着いてきたような印象があるような気がするんだけど。現実はこれから、乞うご期待。