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2011年9月19日月曜日

まともに授業があったのは4割以下かも

夕食を終え、怠け心に鞭打って、寒い中「えいやー」と学校に出かけた。が、教室は真っ暗。
「あれ?日を間違ったかしら」
と、隣の教室にいた先生が気づいて、声をかけてくれた。
「XX先生は病気で、今日授業はないわよ」
「!?!?!?・・・・又かぃ。(独り言、なんで連絡くれないの?)」
連絡ミスだそうだ。

先週は、先生がバカンスにでかけていて、若い代理の先生がたてられたんだけど、これまたわけありで半分は授業にならず。

日本に帰国していたり、待機期間があったりで学校から離れていた時間は長いものの、通算すると8ヶ月くらいは学校に通っていることになるだろうか。でも、まともに授業を受けた記憶はあんまりないんだわ。先生が頻繁に変わった前の学校では、資料がない、PCのパスワードが通知なしに変更されてログインできない、カセットデッキ(古い!)が壊れたとかで「自習していてください」が やたら多かったし。急に先生が休むときにも、はやり連絡ミスの多かったこと。

(逆切れするオランダ語の先生) 
(あやまらない人たち)

その上、頻繁にいれかわる生徒や先生のために「自己紹介してください」で20人以上の生徒が授業のたびに いちいち自己紹介ってなことも続いていた。専任の事務方がいないので、授業中に生徒のプロフィールとか、いちいち聞いて調書をつくっている先生もいた。でも、そんなときに限って、その生徒さんたちは二度と学校に来ないんだなー、とんでもない時間の無駄ー。

専任の事務方がいないのはきつい。先生の負担も多そうだ。日本と違って、時間外手当なんてものは出ないだろうから、どうしても割り切って、自分の持ち時間の範疇で・・・つまり授業時間内でとなるんだろう。

右派の政権になり、教育や弱者への予算がどんどんカットされて、以前にもまして、移民教育に携わる人員も削減されるのは必至。2013年だったか、すべての補助は打ち切られ、これから来る移民はすべて自己負担になるそうだ。余裕がなければローンを組めといっているが、そんなことすると、ますます内向きになってしまう移民たちがでてくるんじゃないだろうか。

税金を使って、移民教育の効果があがっていない苛立ちはわかるけど、オランダ人先生たちの職を奪うことにもなるんじゃないか。これだけ大量の移民がいれば、立派な移民教育業界としてなりたっているのに。半分だけ、補助しますとか、スライド式で削減していくとかすればいいのに。極端なんだなー。



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