くまさんたちが いっぱい 可愛い、ティーポット マーストリヒトのショウウィンドウで見つけた |
慌ただしく過ぎ去った年末・年始だったものの、たくさんの友人たちや、家族と一緒に過ごすことができて楽しかった。
常々書いているようにオランダ移民学校は無駄が多いけど、長所をひとつあげるとしたら、出会いの場所を提供してくれることだ。
大学院時代の友人たちは、もう誰も残っておらず、取り残されたような気持ちになることもあるけど、移民学校のおかげで新しい出会いがたくさん会って、飛び切りの孤独感におちいることはない。
買い物途中に、顔見知りと、ちょっと立ち話っていうのは中々いいもんだ。治療のため日本に帰国していたことを知っている知人たちは、久しぶりに再会したとき、かけよって抱きついてきてくれた。
パートナーのおかげで町に知り合いは多いものの、彼の友人ではなく、”自分の友人”というところがミソなのだ。
それに さすが移民学校だけあって、級友たちのバックグラウンドも千差万別である。彼らの経歴を聞くとまるで小説の主人公たちのようだ。
日本にいると 前職業が 「兵士」 だった人とか、「難民キャンプに数年暮らしていました」人とかには なかなか出会わないから、今の環境は 世界感や人生感に 広がりをもたせてくれる。
それにオランダ人だけの中に、ひとりポツンとアジア系というのは、もっとしんどいと思う。
ヨーロッパ系の人の言動に「それは違う」と違和感を感じて ついていけなかったりもするけど、アジア系の人だと 阿吽の呼吸みたいなところがあって やっぱり楽。
多文化のまっただ中、実は とっても 好きなんだなー。(といっても、日本人同士の 目を見るだけで わかりあえる 安堵感も 捨てがたいけど)
今年はどんな出会いがあるのか楽しみである。
ということで 2012年が この稿 読んでくれた方たちにとっても 幸あふれる年でありますように。
今年もどうぞ よろしくお願いします。