「語学の先生」といっても音声学の知識をもっている人は案外少ないのではないか。これは、日本にいたとき知己のあった駅前英会話学校のネイティブの先生たちもそうであった。彼らが日本人の発音をジョークのネタにして笑っているのを何度か目撃したことがある。ちゃんとした訓練をつまず、ネイティブというだけで語学教師にはなれないんだけど、それがわかっている人は洋の東西を問わず、意外と少ないかもなぁと思う。
それに関連して、昨年の注目ニュース、アップしそびれていたけど、リンクをクリックして読んでほしい。日本語はかなり音韻が少なく発話するには不利である。韓国はほんの隣なのに32もあるんだ。日本はたったの20・・・
まだこれに関した話題は続く、近いうちにアップしたい。
まだこれに関した話題は続く、近いうちにアップしたい。
オークランド大学のクエンティン・アトキンソン博士は、世界の504の言語を分析し、世界の言語はアフリカから離れれば離れるほど、音素(言語を構成する最小単位の音)の数が減っていくということを発見。
【各言語の音素の数】
サン人のブッシュマン語(南アフリカ)-200
!Xuというカラハリ砂漠地方で使われている言語(南アフリカ)-141
ハザ語(タンザニア)-62
ダハロ語(ケニア)-59
クルド語(イラク)-47
英語-46
ドイツ語-41
フランス語-37
中国語[標準語]-32
韓国語-32
タガログ語(フィリピン)-23
日本語-20
バンジャラン語(オーストラリア)-16
ハワイ語-13