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2011年11月13日日曜日

お姑さんは天然でして

コーヒータイム
文法的に正しい語順でしゃべらないと、テストでは大きな減点になる。頭に刷り込まれるまで繰り返しの訓練が必要なんだけど、これが学校ではまったくチャンスがないのだわ。

幸い新しい先生になってからは、自習に便利なプリント教材が用意されるようになった。そこでお義母さんにお願いして、会話練習をしてもらうことにした。

ところが・・・・     疲れたー。

接続詞によって、語順がかわる.
答えが文法的に正しいかどうかチェックしてとお願いしたのに、とんだ見当違いで練習がなりたたない。


たとえば、
「なぜ、あなたはタクシーを使ったのですか?」
私の答えは、「足(の骨)を折ったからです」

ところが、「あら、天気が悪かったからと言ったほうがいいわよ」

私「いや、それはお義母さんの理由でして、私は足の骨が折れたからタクシーに乗ったと言いたいんです。この答えは文法的に正しいかどうかチェックしてください」

姑「いいんじゃない。でも自転車がこわれたって言ってもいいわよ」

私「そうじゃなくてー、理由は別になんだっていいんです。この練習問題は理由をさがすのではなく、文法をチェックするんです」

姑「わかってる、わかってる」

気を取り直して2問目。

「なぜ新しい洋服を買ったのですか?」

とっさに答えが浮かばず、あー・・・ と 言いよどんでいると、自分で次から次へと答えをいいだした。で、「ほれご覧なさい。人それぞれ答えは違うのよ。山のように理由はあるんだから答えはひとつじゃないのよ。わかる?」

声をからしながら30分近く
「そうじゃなくてー。文法、語順をチェックしてください」と言い続けて前に進めない。

続いて音読をチェックしてもらうために、雑誌を読み上げる。
もっとゆっくりしゃべれ、でないと他人はあなたの言ってることを聞き取れないと何度も言うので、ゆっくり読み上げる。

「上手ねー」と褒めてくれたのはいいけど、ほんの一段落しか読みあげていないのに、そのあと全部自分で読みあげて「ね、こんなの簡単でしょ!?」

「?!?!?!!??・・・・(お義母さんが練習してどうするんですか?) 」
言葉にならん。で、結局わたしは練習できないままなのだ。あー(涙)

パートナーに言うと「おふくろはアルツハイマーか?」と時々心配になるそうだ。
全然悪気はないんだけど、天然なんだよね。 でもつかれたー。




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